
国指定重要文化財〈旧伊藤伝右衛門邸〉の畳と障子を、手がけました。
飯塚市の国指定重要文化財「旧伊藤伝右衛門邸」。その歴史ある和の空間の畳・障子の修繕をお手伝いしました。
旧伊藤伝右衛門邸について
旧伊藤伝右衛門邸は、筑豊の炭鉱経営で財を成した伊藤伝右衛門の邸宅で、歌人・柳原白蓮が暮らした邸としても知られる、飯塚市の国指定重要文化財です。広大な日本庭園を望む座敷が、当時の意匠を今に伝えています。


施工内容
2階座敷の畳の表替え、ならびに障子の張替えを手がけました。歴史的建造物の畳・建具は、一般の住宅とは扱いが異なります。既存の寸法や納まり、建物の風合いを損なわないよう、一枚ずつ採寸し、傷めないよう細心の注意を払って施工しています。
施工前・施工後
長年使い込まれた畳が、新しい畳表で見違えるように。歴史ある空間の趣はそのままに、清々しくよみがえりました。









2階座敷の畳 ── 表替え
庭園を望む2階の座敷。既存の寸法や納まりを尊重しながら、一枚ずつ畳を仕立て直しました。職人が手作業で運び入れ、丁寧に敷き込んでいきます。





















新しい畳を納めて
青々とした新しい畳表が、飴色の柱や建具と調和し、館内が清々しく引き締まりました。座敷から長い廊下まで、一続きの気持ちよい佇まいです。





障子の張替え
障子も一枚ずつ採寸し、ていねいに張り替えました。やわらかな光を通す、清潔な障子に仕上がっています。











畳床(たたみどこ)は、藁を何層も重ねたもの
畳は、表面のい草(畳表)だけでできているわけではありません。その土台となる畳床は、藁を何層にも積み重ね、圧縮して縫い留めたものです。
この一枚一枚の厚みと締まり具合が、足ざわりや耐久性を左右します。古い建物の畳床は、今では手に入りにくい良質な藁が使われていることも多く、状態を見極めながら扱います。

文化財にも選ばれる、日栄の技術
創業100年を超える畳・内装の専門店として、国家一級畳製作技能士が見積りから施工まで一貫して担当します。長年培った技術と地域からの信頼が、文化財の現場でも活きています。
この確かな技術は、ご家庭の和室にも同じように。畳の表替え・新調、ふすま・障子の張替えなど、住まいの和の空間を末永く美しく保つお手伝いをいたします。
お問い合わせ
畳・ふすま・障子のことなら、お気軽にご相談ください。
株式会社日栄 / 飯塚市蓮台寺68-3 / TEL 0948-23-1221